こんにちは。まかすくです。
4時間目は「強い事実が引き込む」です。
文章にこだわりがあると、ああでもない、こうでもないと、書き方をいろいろ工夫しますよね。
だけど、結局一番引き込まれるは、強い事実です。
どれだけ文章のリズムや流れ、表現が美しくても、「読ませる」「興味を持たせる」という意味では、強い事実にはかなわないことが多いです。
例えば
A、「昨日の夜ごはんは麻婆豆腐を食べた。そして…」
B、「僕の母親と小学校の担任の先生がホテルに入っていった。夜遅く…」
どうでしょうか。
明らかにBの方が興味をひきませんか。続きを読みたくなりませんか。麻婆豆腐を食べた事実とは比べ物にならないくらいの事実だと思います。これはショックですよね。
次も見ていきましょう。
A、「友達と5人でディズニーランドに行った。最初に乗ったのは…」
B、「宇宙人の存在が確認されたとNASAが発表した。冥王星に…」
これもBの方が気になりますよね。最初に乗ったのはなんなんだろう? スペースマウンテンかな?ビッグサンダーマウンテンかな? Aの方が気になるよ、という人はあまりいないと思います。
以上のように、人に文章を読ませたいという目的があるなら、できるだけ強い事実を書いた方が確実に読まれます。どんな修飾語よりも文章を読ませる力があると思います。
今日はここまでです。
このブログを多くの人に読んでほしいと思っても「文章の学校」ではなかなか強い事実は出てこないかもしれないですね(笑)。頑張って強い事実を書けるように頑張ります。
それでは!