物書き まかすくの「文章の学校」

物書きとして十数年間、生計を立ててきた“まかすく”が学び、気付いた「文章のコツ」をわかりやすくお伝えします。

1、抽象語ではなく…

こんにちは。まかすくです。

 

1時間目は「抽象語ではなく事実で伝える」です。

 

何かを伝える時に「優しい」「すごい」「怖い」「やばい」とか言ったり書いたりしますよね?

 

けど、これってどう「優しい」のか「すごい」のか「怖い」のか「やばい」のかわからない。

 

こういう抽象的な言葉より、具体的な言葉の方が圧倒的に伝わります。「具体的な言葉」というのは言い換えると「事実」です。

 

例えば

 

・風邪をひいた。具合が悪い。

 

より

 

・風邪をひいた。ダウンジャケットを着て、その上から布団をかぶって寝たが、それでも体が震える。

 

の方が具合の悪さが伝わりますよね。

 

次もそうです。

 

・彼は不潔だ。

 

よりも

 

・彼は1ヶ月に1度しかお風呂に入らない。いつも頭を掻いていて、爪が黒くなっている。半径3メートル以内に近づくと、臭いで鼻が曲がりそうになる。

 

の方がどれだけ不潔か伝わりますよね。

 

最後ひとつ。

 

・彼女はお金持ちだ。

 

よりも

 

・彼女はニューヨークにマンションを100棟持っている。50LLLDDDKKKの自宅にはお手伝いさんが100人いる。

 

の方がお金持ち感が伝わります。羨ましいですね。

 

以上のように、抽象的な言葉より事実の方が、より相手に伝わります。

 

今後、プレゼンやSNSなどで何かを伝える際は、より具体的に言ったり書いたりしたら、今まで以上に伝わるかもしれませんね!

 

今日はここまでです。

それではまた次回お会いしましょう!