物書き まかすくの「文章の学校」

物書きとして十数年間、生計を立ててきた“まかすく”が学び、気付いた「文章のコツ」をわかりやすくお伝えします。

2、主語と述語を…

こんにちは。

 

2時間目は「主語と述語を近づける」です。

 

ブログでも報告書でも、何かの文章を見ていると、主語と述語が離れていて、意味がわかりにくいものをちらほら見ます。

 

例えば

 

・僕も彼女がイオンに行くと言ったので、一緒に行こうと思う。

 

これは意味はわかるけどわかりにくい。以下のように、主語と述語を近づけるために単語の順番を入れ替えると、とてもわかりやすくなります。

 

・彼女がイオンに行くと言ったので、僕も一緒に行こうと思う。

 

とてもわかりやすいですね。

次はどうでしょうか。

 

・僕は歩きながらタバコを吸ってる人が嫌いなので、見かけたら注意するようにしてる。

 

この場合、「僕は」の後に「歩きながら」があるため、「歩く」の主語が「僕」のように読ませてしまう可能性があります。誤読を招く文章は良くないですね。これも順番を入れ替えるとスッキリ読めます。

 

・歩きながらタバコを吸ってる人が僕は嫌いなので、見かけたら注意するようにしてる。

 

「人が僕は」というところが気に入らないですが、順番を入れ替えるだけで誤読はされにくくなりますね。

 

人それぞれで「良い文章」の定義は異なりますが、「誤読を招かない」ことも定義のうちの一つだと思っています。

 

今日は短いですが、ここまで。

自分の文章がわかりづらいなと思ったら、主語と述語を近づけてみてください。それでもわかりにくかったらどうしましょうか。引き続き、この「文章の学校」をご愛読いただき、1日に100回クリックしてみてください(笑)。

 

今後ともよろしくお願いします。